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「発達障害、知的障害、ですか?そう、ですか」

自分は世間一般からして足りてないのでは、と思う人はすごく多いようです。

何について足りてないと思うのか、人それぞれですが

・コミュニケーション能力
・学校での勉強
・資格の勉強
・学校での運動
・大人になってからの体の動かし方
・手作業の要領
・思考や順番の整理
・会話の勘
・表情
・とっさの緊張感
・考え方や性格そのもの
・複数のことを同時に考えられない
・複数のことを同時に作業できない

などなど、気になる点は色々とあります。


今回はどこででも読めるようなコラムとは論点を変えて書いてみたいと思います。

多くの人の話を聴いていると、不思議に思うことが多々あります。

それは、おおげさに言えば

「もう、いっそ殺してくれ」のような

発達障害ですよね!」「知的障害ですよね!」

と、そう言ってほしい人がなんと多いことか。


つまり、自覚的または自他ともにグレーゾーンだと認識していて、

「どうせなら、もう、そうだと言われた方が逆に受け入れられる」

ということなんでしょうね。

確かに、そういう人はイジメられた経験があったり、先生にも雑に冷たく接せられてきていたり、社会人になってからも不器用さに悩んできている、というのがほとんどです。

だからこそ思うんでしょうし。


私の立場としては

発達障害じゃないですよね!」

「知的障害じゃないですよね!」

という確認のために来てほしい気持ちもあるし、カウンセリングをするようになった初めの頃は、「否定していこうよ」という論調で話をしていましたが、

そういう希望や主張をするのがしんどくなってしまったほどに、思い知らされてきたんだろうなと感じる機会を重ねすぎて、何とも言えなくなっています。


ただ、発達障害や知的障害だとして何もメリットはないし良いこともないので、出来れば「そんなこと言うなよ・・・」という感じでフォローしたいと思いますが、

当人は「いや、もうハッキリ認定してくれる方が今までの嫌な思いをしてきたことに納得ができるし諦められるから、言ってほしい」みたいに言うんです。

悲しいなぁ。

そうなのか・・・。

そういうふうに思うのか。

よほど孤立や孤独や疎外感、自分で自分にガッカリしたりを経験してきたんだろうなぁ。

と、

もちろん個人によって仮に障害があるとしても程度はバラバラですし、どう解釈してどう接するかも人によるので

本人が望む容認度で接し、ただ現実的にはどの程度なのかも正確に見極めるように注視しながら、

結論なにをどうすれば生きやすく充実や幸せに近付けるのかを考えながらカウンセリングしていきます。


大まかに言って「発達障害」という大枠の中にLD(学習障害)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム)、知的障害などがあり、

もっと細かく言えば、もっといろんな言い方はあります。


確かにグレーゾーンというか、学校で言うなら普通のクラスでみんなと一緒に学ぶのか特別支援学級に入るのか微妙という子も多いです。

私が見てきた中で一番つらそうなのが、特別支援学級には入ってないけど普通クラスの中で一番下、だが一応は会話も勉強も運動も全くできない訳ではない。ただ、一番下。という子と何人か知り合ってきました。

勉強はそこそこでしたが運動や人付き合いは要領よくやって育ってきた私としては、付きっきりで一緒に生活してでも何とかしてあげたいと思う子ばかりでした。

本人が現実を突きつけられ諦めきってしまう前に何とかできないものかと、そう思う意味でもグレーゾーンという子もいます。


いつしか本人は「無理・無駄・どうせ出来ない・そう周りも思ってる」などの厳しく冷たく感じる現実を突きつけられて自覚していってしまうんです。


でも、自分はそうだと思ったところで、誰かに「お前は〇〇という病気だ、症状だ」と言われたところで、何かが良くなることはないので、

まして薬で治ることもなく、(症状緩和や精神安定のために飲まないより飲む方がいい場合はありますが)

結局は自分の現実・人生は自分でなんとか生きていくしかないので、

ウチに来てもらえる人には

あんまり「病気だ症状だ、だから君は仕方ないね」なんてことは言わずに

「今どういうことが、どう難しい?」とリアルな本人の人生の手助けをしてあげられるために時間を使っていきたいと思って接しています。


最近、ウチに来てくれた相談者が、ある精神科のお医者さんに「ウザいなぁ。そんなに死にたいなら死んだら?」と言われたというのを聞いて憤慨してしまったもので、

今回こういう初心を思い返すような文を書いてみました。

いつもよりまとまりがないかもしれませんが、書き直すこともしないでおきます。


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